人との接触を8割減らす。不要不急の外出をしない。そのことで、covid-19の感染爆発を抑えて、医療崩壊を防げます。ゴールデンウィークは県境を越えて移動しないで下さい。Stay-Home。感染症対策の点ではおおむね理解できるが、不安と共に引きこもっていては心も崩れていく。
もちろん、それでも電車に乗って通勤せざるを得ない職業従事者の強い責任感で、社会不安は抑えてられている。
8割止まった経済活動。お客が来なくなり、収入はゼロ。毎月の賃料などの固定費を計算に入れたら10万円は焼け石に水。100万円の補助も従業員の給料や社会保険の支払いに消えていく。その上、非常事態宣言は後1か月は延長される。3日前に笑顔だった店主が、店のシャッターの前で自ら命を断ったというニュース。誰の立場で不要な職業を決めているのだろうか。経済が回らなければ、生きる希望も止まってしまう。
テレビでは、コメンデーターや自宅からネット会議システムで出演する芸能人たちが、こういった日々のニュースに私見を述べる。
外国で都市経済活動を停止することができたのに、我が国でうまく機能しないのはどうしてだろうか。
首相が自宅のソファーでペットを抱いてくつろぐ動画、目的に反して強い批判を浴びたが、それは一部の恵まれた者を代表して映し出したに過ぎない。連休中にも開かれたマスク姿の国会審議も、本当に苦しんでいる者に希望を届けられていない。経済活動が再開するまでの賃料と従業員の給料を8割保障するなんて、他国のような思いきった政策は打ち出せていない。議員が10万円を受け取るか受けとらないとか、学校を9月入学にするとか、要請に応じない事業者に罰則を与える法を作るとか、やるべき優先順位も整理されていない。
しかし、一番に問題なのは、本当に苦しんでいる者の痛みが「私の痛み」に変わらない社会のしくみなのかもしれない。
ならば、1億2千万分の1人でしかない私にできることは何だろうか?
やはりStay-Home、それともChange the world…
I’ll be the sunlight in your universe.
If I could change the world…
(2020年5月2日@nortan )