神が与えた課題。地球の先住民であった恐竜たちがそれを解けたか、解けなかったか。化石は絶滅の事実しか語らない。プレートテクトニクスで地殻も2億年でマグマとなって溶けてしまうというから、私たちの知りえる過去も、海洋の地殻から引き剥がされて隆起した一部の情報のみである。ひょっとしたら、課題を解決して痕跡を残さず宇宙に進出した存在があったかもしれない。私たちは、思うほど地球の過去を知らない。
神が与えた課題。他の文明人がそれを解けたか、解けなかったか。歴史は記録にある事実しか残さない。滅亡した(させられた)文明は、遺跡しか残さない。ジャングルの中に、私たちの知らない文明が存在したかもしれない。ひょっとしたら、滅びずに課題を解決して宇宙に進出した文明があったかもしれない。私たちは、思うほど過去の文明を知らない。
神の課題は、ホーキング博士の言うように「滅亡を逃れるために、宇宙に進出すること」だろう。私たちは、46億年、この地球でそれを解決した者はなく、私たち人類がそれを実現させられると信じている。しかし、神の課題は過去に解決済みなのかもしれない。現人類は思うほど神に期待されていないのかもしれない。そう考えれば、対立や戦争の歴史にも説明がつく。まずは、期待されうる文明人にならなければならぬ。私たちは、思うほど神の思惑を知らない。(2018年5日6日@nortan米朝首脳会談に平和を願って)