78、逆に

中学時代に、担任の先生から「3の法則って知ってるか。三日坊主というだろ。まずは何でも3日間続けてみろ。そして、3年…」と『継続は力なり』を教わった。それから、この言葉と格闘してきたがほとんど全敗。そこで、自分には3が合わない。2だ!3より1少ない分、実践できるだろうと、15年ほど前「2の法則」を座右の銘とした。まずは2日間続けてみることで「やる気」の確認。次は、2週間、これで「続けることのハードル」が下がる。そして、2か月。そろそろ「初心者」の仲間入り。次は、2年。その分野では「マニア」と名乗ることもできる。そして、20年目を迎えたら「プロフェッショナル」。他の人に伝えて200年続いたら「伝統」。2000年絶えなければ、自分が始めたことは「文化」になっているはず。伝統や文化になったことは自分で確かめることはできないが、その鎖の出発点にいたと言える。この「2の法則」に「逆に」を当てはめてみた。子どもの頃もらったルービックキューブ、自力解決できたのが約20年後。次に挑戦した4×4×4のリベンジに約2年。やはり2年はかかると意気込んだ5×5×5のプロフェッサーが、今まで覚えたことが役立ったおかげで約2か月。その後、構造が単純ゆえに一番難しいと遠ざけていた2×2×2に、意外に2日。2週間の初心者期間だけはどこかに行ってしまったが、うまく当てはまった。これを「逆2(に)の法則」と名づけた。さて、ここ2か月間、50?40?30肩に悩まされている。初心者期間を越えたので整形外科を受診したら、「年だから対処療法しかありません。リハビリを頑張って下さい。」というような診断で落ち込みかけた。そこで「逆2(に)」を使ってみた。年齢を「逆に」数える。名づけて『挑戦年齢』。何か新しいことに挑戦してやるぞという余年を数える。例えば、今何歳でもチャレンジ意欲がなければ、挑戦年齢0才。平均寿命を80歳とすれば、40の不惑でも挑戦年齢0~40才までさまざまということになる。私の挑戦年齢は?と計算すると、実年齢より若くなった。「やったー!」挑戦年齢を維持するためにも、諦めかけていた正十二面立体パズルに再び挑戦しよう。おや、挑戦年齢は大きい方がよいはずだが…と気づいた。しかし、元気がでてきた。「逆2(に)」も座右の銘にしようと思う。右肩の痛みは2週間でとれるだろうか?(2017年12月31日@nortan逆に1年を振り返る日)

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