56、一致団結?

柿太郎が鬼退治に出かけることになった。一人では村人の応援が得られないので、おばあさんの作ってくれたきび団子と交換で犬と猫と猿をお友にすることにした。しかし、最初に声をかけた犬の具申で、猿を排除することになった。「きび(ふ)」と書いた旗を翻し、鬼ヶ島に辿りついた。猿の知恵はかりられなかったが猫の跳躍力で何とか鬼を退治し、金銀財宝と世直し権を村に持ち帰った。その後、財宝の分配をめぐって犬と猫も仲違いしてしまった。一人に戻った柿太郎。それを見ていた猿は、蟹と一緒に柿を食べながら、柿太郎の捨てた旗を囲炉裏の火に焼べた。すると、灰の中から「鬼退治!」と栗が飛び出してきた。

そんなストーリーだったろうか?

今一度、昔話を読み返す必要がある。(2017年10月7日@nortan)

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