33、新しい時を刻む

善と悪、男と女、大人と子ども、陰と陽、できるとできない、プラスとマイナス。数え上げるときりがない人間得意の2択思考である。1日も12時間ずつ午前と午後に分ける。「自分たちが昼に活動している時、裏側の人は夜だから眠りについている。」ということだろう…いや、労働時間は基本8時間。だから、働いているのが8時間、睡眠が8時間、残り自由選択(クリエイティブ)?が8時間。『地球も、1日を8時間ずつ3等分して回っている。』と考えたらどうか。例えば、1日の出発を日本(JP)とする。8時間遅れで同時刻をむかえるのがフランスのパリ(E U)である。さらに、8時間遅れでアメリカの中部デンバー(US)となる。そして、8時間で日本に戻る。ざっくり考えると、地球の活動時間は、日本(アジア)が労働時間の時、EU(ヨーロツハ°)が睡眠時間、US(アメリカ)がクリエイティブ時間。世界株取引市場とも一致する。pmとam分けやめ、8~16時をwt(8 working time)、16~24時をct(8 creative time)、0~8時をst(8 sleep time)とする。10:24 amは 2:24 wtで、8:00 wtになったら残業をせずに 0:00 ctに切りかえる。残業をによる疲労感に悩む私たちにとってナイスな提案である。LGBT、モラトリアム、グレーゾーン、2乗してマイナスになる虚数の存在など、世界も様々なことが2択思考では解決できないことに気づきはじめている。日本は昔(いにしえ)より「どちらともいえないもの(中道)」に寛容であった。グー・チョキ・パーとどれも強いとする3巴も勝者をどちらかに決めつけない相互尊重文化である。世界中の時計が 8st → 8wt → 8ct 表示になったら、平和の秒針も時を刻み始めるかもしれないと、成人の日に想像してみる。(2016年1月11日@nortan)

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